ボーディングスクールとは、「全寮制の学校」のことです。国ごとに教育内容に違いがありますが、24時間体制で友人や教師達と関わり、高い教養を身につけられることが 特長です。また授業料が高く富裕層の子どもたちが多数いることでも知られています。有名なボーディングスクールは「将来のビジネスネットワーキングの場、社交界で必要な知識を得る場」とも考えられています。世界各国にボーディングスクールはありますが、中でも特にスイスと英国には優良校・名門校が多く、芙蓉エデュケーションズでは、この2か国のボーディングスクールへの留学サポートをメインに行っています。
Public school(パブリックスクール)と聞くと、公立学校をイメージする方が多いのではないでしょうか?実は、英国でPublic school(パブリックスクール)というと、13歳~18歳の生徒が通う名門私立学 校のことを指します。以前は紳士の教育を目的とし、寄宿制男子校(ボーディングスクール)ばかり でしたが、今ではそのほとんどが男女共学。英国の名門大学への進学を前提とする生徒が通っており、 現在は生徒の国籍も様々です。私立であるにもかかわらず「パブリック」と呼ばれるのは、中世の貴族社会で発祥し、どこの地域の出身者でも、たとえ貴族の身分でなくても等しく開かれたことに由来します。Public school(パブリックスクール)の中でも、The Nine(ザ・ナイン)と呼ばれるウェストミン スター・スクール、ウィンチェスター・カレッジ、イートン・カレッジ、ハーロー校、ラグビースクール、マーチャント・テイラーズ・スクール、セント・ポールズ・スクール、シュルーズベリー校、 チャーターハウス・スクールの9校は最もハードルが高い名門校と言われ、The Nineに入学したい、 という相談も受けるようになっています。近年は、映画「ハリーポッター」でPublic school(パブリックスクール)の寄宿制学校イメージがわかるようになった、あんな寮生活に憧れる、というお子様の声が聞かれるようになりました。また、女優のエマ・ワトソンが通っていたドラゴンスクールも超名門のボーディングスクールで、ドラゴンスクールへの入学相談も増えています。
世界唯一のアート&デザイン・クリエイティブ専科のインターナショナルスクール
幅広い年齢の男女を受け入れる規模の大きいボーディングスクール。
創立470年以上の伝統的なボーディングスクール 高い水準で学ぶ機会と経験を提供する英国随一の名門校
英国クライストカレッジ・ブレコン校の正式な姉妹校として 2018年にマレーシア、クアラルンプールに創設
スイスのボーディングスクールは、フランス・ドイツ・オーストリア・イタリア・リヒテンシュタインと国境を接する内陸国という教育環境から、各学校により提供される教育プログラムは、GCSE/Aレベル、アドバンスト・プレースメント(AP)、インターナショナル・バカロレア(IB)、フランス・バカロレア(FB)、スイス・マチュリテ、ドイツ・アビトゥアなど、世界各国で認められる大学入学資格試験に対応しているのが特徴です。また、大多数の学校が早期から第二言語として英語またはフランス語の集中学習を通常プログラムで提供しているので2ヶ国語での学習が可能になり、トリリンガル(三言語話者)やマルチリンガル(四言語以上話者)になる言語学習環境は魅力の一つです。
昨今は、世界(特にアジア圏)からの留学国として人気が高騰し、スイスの名門ボーディングスクールへの合格・入学のハードルが年々エスカレートしています。数年前までは日本の学校で教育を受けた方でも14歳まではスムーズに合格が出ていましたが、現在は英語力・国語力ともに高いレベルを求められています。当然ながら、年齢が上がるほどに要求されるレベルが上がり、入学するのは狭き門になっています。
1880年に設立されたスイス最古のボーディングスクール。世界で最も高額な教育機関の一つとされ、世界中の王侯貴族や名家の子女が数多く通うことで知られる
スイスのアルペンリゾートにあるレザン・アメリカン・スクール(略称 LAS)は、1960年から続く家族経営のボーディングスクール。アメリカ ンスクールではあるが、職員の多くは欧州出身で、国際色豊か。
1910年設立。ボーソレイユはスイスで最も古いボーディングスクール のひとつ。王族やセレブリティの子女が多く通い、学費が高いことで も知られる。