2009年、欧州最大の芸術大学であるロンドン芸術大学(University of the Arts London)の付属校として設立され、現在は独立して運営されるインターナショナルスクール。正式名称はInternational School of Creative Artsです。その名の通り、アート・デザインなどクリエイティブ分野への進学、就職を目指す生徒たちが世界各国から集まるボーディングスクール(寄宿制学校)です。
設立5周年を迎えた2014年、卒業生の進学先はロンドン芸術大学を含む地元英国の大学だけでなく、米国のパーソンズ美術大学やイタリアのマランゴーニ学院などにも広がり、世界の名門芸術大学入学に向けた独立インターナショナルスクールとなりました。
2019年には、英国議会による『Best Practice Representative(英国の優れた功績機関)』に選出されています。
ISCA卒業生の97%(直近6年は100%)がロンドン芸術大学をはじめとした世界の名門芸術大学に進学しています。 1学年の人数は約50名で、アメリカ、ロシア、中東、アジアなど、世界各国から生徒が集まっています。
2009年から2023年までに33名の日本人学生がISCAを卒業し、31名がロンドン芸術大学に、1名がSlade School of Fine Art、1名がGoldsmithsに進学しています。
2年コースの2年次から、また1年コースの中期からは週に1日、ロンドン市内にあるロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズでISCAの生徒だけの特別授業を受講します。
ISCA卒業生はセントラル・セント・マーチンズによる3カ月(6-9月)の集中ファウンデーション・コースを受講できます。これはISCA卒業生だけの特典です。 ※ 英国では英国人が芸術大学の学部に進学するためには通常、高校卒業後に必ず1年間のファウンデーション・コースを履修しなければなりません。しかしながら、ISCAはカリキュラム中にセント・マーチンズでの事前研修を受けているので、卒業後3カ月でファウンデーションコース卒業資格(学部入学資格)を取得することができるのです。