英国・スイスの教育システム

英国の教育システム

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年齢 学年 教育課程  
5歳 Year1 Pre-preparatory
School
初等小学校
 
6歳 Year2
7歳 Year3
8歳 Year4 preparatory
School
(Junior School)
上級小学校
Common Entrance受験(共通試験)
※現地イギリスの学校に在学中の学生のみ
9歳 Year5
10歳 Year6
11歳 Year7     日本の学校に在籍中の学生は
12歳 Year8 Senior School
中学生
  外国人学生向けテストやインタビューで審査
13歳 Year9    
14歳 Year10 Public School
高校課程
GCSE受験(義務教育修了資格試験)
15歳 Year11
16歳 Year12 Sixth Form College
大学進学準備高校課程
A-Level受験(一般教養修了上級レベル)
17歳 Year13
18歳   University
大学(専門課程)
 

日本は、6歳からの6-3-3年制に対して、イギリスは5歳から11歳前後まではプライマリー・スクールと呼ばれる
初等教育機関の教育を受けます。

その後は16歳までセカンダリー・スクールに在学する合計11年間の義務教育*が設けられています。
修了時点でGCSEという中学卒業検定に合格しなければ、次の教育機関には進めない仕組みです。

*教育を受ける義務はあるが学校に行くことは義務ではないので学校に行かずに家で学ぶ「ホームエデュケーション」も可。

GCSE後は大学進学を希望する学生のための6th Formと呼ばれる、2年間のAレベル課程に進学。

大学の入学条件はAレベルのスコアで提示されます。
Aレベル課程では3-4科目のみ選択。
一気に専門性が強くなる。
Aレベル課程の学校の卒業の頃にはGCE-Aレベルという全国統一試験を受験し、合格すると晴れて学歴の証明となります。

スイスの教育システム

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年齢 学年 教育課程
6 - 7歳 小1 【初等教育】
※義務教育は、州により4年間または6年間
7 - 8歳 小2
8 - 9歳 小3
9− 10歳 小4
10−11歳 小5
11−12歳 小6
12−13歳 中1 【中等教育】 ※州により5年間または3年間
13−14歳 中2
14−15歳 中3 Pro Gymnasium    
15−16歳 シニア1 高等学校: Gymnasium
※州により4年間
専門職課程:FMS/BMS 専門職課程:FMS/BMS
16−17歳 シニア2
17−18歳 シニア3 見習い訓練
【高等教育】
18−19歳 学部1 総合大学
学士課程
専門工業大学
学士課程
19−20歳 学部2
20−21歳 学部3
21−22歳 学部4
  修士1 修士課程 ※2〜3年間 修士課程 ※2〜3年間
修士2
博士1 博士課程 ※最低3年間 博士課程 ※最低3年間
博士2
博士3

■スイスの教育の特徴は、地方分権型を基本としているので、初等教育から高等教育まで通学制度などそれぞれの州によって異なっています。
15歳までに、高等学校(Gymnasium)、専門職課程、職業学校の3課程から選択しなくてはなりません。
Gymnasium課程の生徒が、大学入学資格試験(Matura)で合格すれば、どの大学のどの学部にも入学することができます。
大学進学を希望する生徒は、まずPro Gymnasium課程からGymnasiumに進むことを目指しますが非常に厳しい評価基準のため、転校する生徒の例が多いのも現実です。
その転校先として、大学進学が可能なインターナショナルスクールが多いことも、スイスの教育事情を反映しています。
スイスの教育が、エリート教育の代名詞と言われる所以は、合理的な教育制度にあるといえるでしょう。

【引用】2.7 Switzerland スイス
https://www.jpf.go.jp/j//publish/japanese/euro/pdf/02-7.pdf

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