※表は横にスクロールできます。
日本は、6歳からの6-3-3年制に対して、イギリスは5歳から11歳前後まではプライマリー・スクールと呼ばれる初等教育機関の教育を受けます。
その後は16歳までセカンダリー・スクールに在学する合計11年間の義務教育*が設けられています。修了時点でGCSEという中学卒業検定に合格しなければ、次の教育機関には進めない仕組みです。
GCSE後は大学進学を希望する学生のための6th Formと呼ばれる、2年間のAレベル課程に進学。
大学の入学条件はAレベルのスコアで提示されます。Aレベル課程では3-4科目のみ選択。一気に専門性が強くなる。Aレベル課程の学校の卒業の頃にはGCE-Aレベルという全国統一試験を受験し、合格すると晴れて学歴の証明となります。
■スイスの教育の特徴は、地方分権型を基本としているので、初等教育から高等教育まで通学制度などそれぞれの州によって異なっています。15歳までに、高等学校(Gymnasium)、専門職課程、職業学校の3課程から選択しなくてはなりません。Gymnasium課程の生徒が、大学入学資格試験(Matura)で合格すれば、どの大学のどの学部にも入学することができます。 大学進学を希望する生徒は、まずPro Gymnasium課程からGymnasiumに進むことを目指しますが非常に厳しい評価基準のため、転校する生徒の例が多いのも現実です。その転校先として、大学進学が可能なインターナショナルスクールが多いことも、スイスの教育事情を反映しています。スイスの教育が、エリート教育の代名詞と言われる所以は、合理的な教育制度にあるといえるでしょう。【引用】2.7 Switzerland スイス https://www.jpf.go.jp/j//publish/japanese/euro/pdf/02-7.pdf